2011年5月29日日曜日

骨と衛生士と私・・・




 本日は、インプラントの骨造成のセミナーに行ってきました

インプラントとは骨の中に入れるものなので、骨がないとどうしようもありません。

そこで骨がない場合、「骨を造ってからインプラントを入れる」、

もしくは「インプラントを入れると同時に骨を造る」必要があります。

今日の講師は骨造成に関して、大変著名なお二人で非常に勉強になりました。

原理原則がやはり重要であると実感しました。それとほんのちょっとのコツが大切だと・・

(決してシャレではありません・・・) トレーニングあるのみです・・・


そして昨日は夕方から、他院の歯科衛生士さんと当院のスタッフも参加して、いろいろ

お話する機会がありました。話をする中で、たくさん気付かされることがありました。

当然、歯科医師と歯科衛生士は共通の理解が必要であり、そこに歯科技工士さん

が加わることで、「いい治療」というものが具現化できるのです。

そしてこの三者は並列に存在するものと、私は考えています。そして、この三者の

トライアングルの中に「患者さん」というキーワードを入れて、「4-Dコンセプト」と

提唱したいと思います。


あっ!パクッてしまいました・・・ そろそろ地雷を踏みそうです・・・




2011年5月22日日曜日

スタッフと・・ 豚と・・

 本日、スタッフ2名(樋口、渡邊)と勉強会に行ってきました。
今回はいつもと趣向が変わり、アシスタントもメスを持って手術を
やってみましょう!という内容です。もちろん人間ではなく、豚の顎
を使ってです。
 何のために?というと、手術というのは術者とアシスタントの呼吸が
合わないとうまくいきません。そこでアシスタントも術者サイドに立って
トレーニングすることでより理解が深まるということです。
 以前、院内の冷凍庫にある豚を見て、「うわー・・」と言ってた彼女たちも
実際にやると、まあ器用にこなしていました。インストラクターにもお誉めの
言葉をいただきましたが、「いつも、先生のを見ているからです」と殊勝なことを
言っておりました。何はともあれこれでまた仕事のレベルが上がり、楽しく
なってくれればと思います。
 3回コースであと2回あります。このような企画をしていただいた先生方に
感謝です。

2011年5月15日日曜日

レンブラント・・・

 昨日、今日と補綴の話を聞いてきました。
補綴というのは「かぶせ物」や「入れ歯」・・・のことです。
その中で審美という話題がありました。とても気の遠くなるような内容でしたが、
深く、いや痛いほど考えさせられました・・・・

 先週の連休中、上野の国立西洋美術館で開催している「レンブラント展」を
観てきました。普段、こういったものに全くといっていいほど関わりがなく、絵を
描けと言われれば、およそ30代半ば過ぎの大人が書いたとは思えないような、
「お子さんが書いたんですか、上手ですね!!」というレベルの絵しか描けませんし、
レンブラントも名前を聞いたことがあるぐらいで「光と影」などと言われても全くさっぱりです・・

 ただ、数ある絵の中から一枚の絵が印象に残りました。彼の生きていた時代
背景や境遇等、今とは違うでしょうが、数人の女性遍歴があり、最後の方に
借金まみれの中でに一緒に暮らしていた女性がおりまして、その方の絵がありました。

 女性の好みは人それぞれでしょうが、その絵の女性は年も40代半ばぐらいでしょうか、
鼻も低く、派手さもなく、決して美人とはいえないでしょう。
しかし気になったのは彼がこの絵をお金のために描いたのか、もしくは彼女のために
描いたのかということでした。両方だろうと思いますが、愛する女性のために絵を描いて、
その絵が後世に残る。この女性は非常に苦労をされた女性だったようですが幸せだった
ろうと思います。

それに引き換え私は・・・・ 彼と同じなのは借金まみれというぐらいで・・・・・
帰りの道中、これもまた普段縁のない花屋さんに寄ってしまいました・・・・

結局、審美もわからずじまいです・・・

2011年5月5日木曜日

連休

 今年の連休は、普段の罪滅ぼしというべきか、家族と目一杯すごして
おりました。恥ずかしながら、今年から幼稚園に入った子どもの成長に
驚きました。社会生活が始まると、こんなにも変わるかと・・親ばかも
ほどほどにしないといけないと思いながらついつい・・・
 先日の入園式の集合写真をみると、父親の数が子どもの数より一人
少ないのです。そうです、欠席は私だけのようでした・・ 
もちろん、昼間から家で酒を飲んで・・ということではありません、
できれば息子の晴れの姿、見に行きたいという気持ちはありますが、
土日もありませんので仕方ありません・・・ 妻から運動会の日程を聞か
されましたが、あいにく・・・・・でした。落胆とやっぱりという顔を直視でき
ませんでした。
 昼は子どもと遊んで、夜はたまっていた諸々の資料作成と、何気ない
お休みでしたが、とても幸せを実感しました。