2012年3月11日日曜日

あれから一年・・

昨年の東日本大地震から一年がたちました。今日は各地で追悼のイベントが開催されています。

一年前を振り返ると、地震が起こったとき私は診療中であり、患者さんの安全の確保を第一に考え、そしてスタッフをいかに無事に帰宅させるかということで頭がいっぱいでした。電車が止まったこともあり、診療所の前の新大橋通リ沿いは千葉方面に帰宅する人であふれており、そして自宅のある京葉道路は、車がほとんど動かず今まで見たことがない異様な光景でした。テレビに映る光景のすさまじさに万が一のこと、連絡のとれない知人のことを考え、ほとんど眠れなかったのを覚えています。

そしてあれから一年、原発の問題などまだまだ残された問題は山積みです。私自身も、家族がいる、多くの人と関わりながら仕事ができる、そんなごく当たり前のことに感謝するようになりました。

これからも継続した支援は必要です。何ができるか、何をすべきか・・・そしていつ何時自分のまわりでも起こりえるということは考えなくてはいけません。
そうでなければ、失われたものが無駄になってしまうような気がします・・・