2012年3月11日日曜日

あれから一年・・

昨年の東日本大地震から一年がたちました。今日は各地で追悼のイベントが開催されています。

一年前を振り返ると、地震が起こったとき私は診療中であり、患者さんの安全の確保を第一に考え、そしてスタッフをいかに無事に帰宅させるかということで頭がいっぱいでした。電車が止まったこともあり、診療所の前の新大橋通リ沿いは千葉方面に帰宅する人であふれており、そして自宅のある京葉道路は、車がほとんど動かず今まで見たことがない異様な光景でした。テレビに映る光景のすさまじさに万が一のこと、連絡のとれない知人のことを考え、ほとんど眠れなかったのを覚えています。

そしてあれから一年、原発の問題などまだまだ残された問題は山積みです。私自身も、家族がいる、多くの人と関わりながら仕事ができる、そんなごく当たり前のことに感謝するようになりました。

これからも継続した支援は必要です。何ができるか、何をすべきか・・・そしていつ何時自分のまわりでも起こりえるということは考えなくてはいけません。
そうでなければ、失われたものが無駄になってしまうような気がします・・・

2011年12月17日土曜日

水道橋歯周病勉強会

本日、今年最後のプレゼンをしてまいりました。遠方からも大先輩がきており、たくさんアドバイスを
いただきました。皆様の貴重な時間を使って自分が一番勉強になる。本当に贅沢な2時間でした。

これでやっと年が越せそうです・・

2011年11月27日日曜日

IEPO全員発表研修会



 本日は毎年恒例のスタディグループIEPOの全員発表研修会でした。

今年は私と歯科衛生士の樋口、渡邊がプレゼンしてきました。多くの方に自分の仕事、考え方を聞いていただけるのは非常に勉強になります。常に前を向いて!有意義な一日でした!






















2011年9月27日火曜日

アメリカ研修ツアー











9月19日~26日まで、アメリカ研修ツアーに行ってきました。


最初の3日間はボストンのタフツ大学、ハーバード大学で研修を受け、その後、オマハにある

クレイトン大学にて講義、カダバー実習等を受講しました。

一番感じたことは、日本の歯科医師のレベルは世界のトップレベルと比較しても遜色ないという

ことでした。私が毎日考えていることの一つに、大島でもグローバルスタンダードな治療をしたいということがあります。そのために日々、研鑽を積むわけですが、決して方向性は間違っていないことも

強く感じました。

2011年7月28日木曜日

印象派・・

今日、国立新美術館で開催中の「ワシントンナショナルギャラリー展」を観てきました。
「印象派、ポスト印象派・・・」という内容ですが、当然のごとく、印象派といわれてもピンと
きません。「そんなの柄じゃないでしょ?」と言われそうですが、木曜日の午前は休診ですので
たまにはカミサンとデートでもと、あとは普段の罪滅ぼしかなと・・・・まあ、これはこのぐらいで・・・

結局、印象派がなんだかはわかりませんが、印象というのは我々の仕事の中で、かなりの
ウェイトを占めており非常に重要です。ほとんどの方が経験されていると思いますが、
粘土のようなもので歯の型とりをします、それを印象といいます。
虫歯の治療のため歯を削ってかぶせ物を入れる前に、印象をします。当然、印象の精度が
悪いと、いいかぶせ物ができず、それまでの根の治療や歯周病の治療などが台無しになります。

粘土のようなものを口いっぱい入れられて数分間待つ、患者さんは本当に苦痛かと思います。
しかし実は、我々もドキドキしております。心の静寂を保ちながら呼吸を整え、硬化を待つ。
禅の世界です。正座もろくにできませんが・・・

しかし最近では粘土のようなものを使わず印象する方法もあります。将来的にはおそらく徐々に
変わっていくだろうと思います。テクノロジーの発達により我々が使う道具、材料も変化していく
でしょう。もちろん新しいものが全ていいというわけではなく、使う側の技量も非常に重要では
あります。

現代の医者が幕末にタイムスリップしてというドラマがありましたが、逆に100年後の世界に
紛れ込んだらどうでしょうか?その時行われている歯科医療がとても魅力的で今よりもっと
世の中に貢献できていればと思います。その時、我々もこう言われてるかもしれません
「印象派だね」と・・・・・・

2011年7月1日金曜日

今年もあと半分・・・

6月も終わり、今年も残り半年。月日がたつのは、早いです。
今年で37になりますが、年々、早くなっているような気がします。
特にここ数年は年々、忙しさが増しており、時間の使い方というものを考えます。
忙しさの中でも、物事をひとつひとつ確実に消化できていればいいのですが、
中々それがうまくできていないというところに問題が生じてきます。

今月は色々と考えることが多く、客観的にここ数年の自分を見つめなす機会がありました。
今までも漠然としたものはありました。
しかし、今一歩踏み込めない己の弱さと惰性、人生感・・・諸々です。
今変わらないともうないでしょう。

私の年齢も平均寿命からいうと、折り返し地点です。でも、まだ半分あります。
珍しくポジティブです。

2011年5月29日日曜日

骨と衛生士と私・・・




 本日は、インプラントの骨造成のセミナーに行ってきました

インプラントとは骨の中に入れるものなので、骨がないとどうしようもありません。

そこで骨がない場合、「骨を造ってからインプラントを入れる」、

もしくは「インプラントを入れると同時に骨を造る」必要があります。

今日の講師は骨造成に関して、大変著名なお二人で非常に勉強になりました。

原理原則がやはり重要であると実感しました。それとほんのちょっとのコツが大切だと・・

(決してシャレではありません・・・) トレーニングあるのみです・・・


そして昨日は夕方から、他院の歯科衛生士さんと当院のスタッフも参加して、いろいろ

お話する機会がありました。話をする中で、たくさん気付かされることがありました。

当然、歯科医師と歯科衛生士は共通の理解が必要であり、そこに歯科技工士さん

が加わることで、「いい治療」というものが具現化できるのです。

そしてこの三者は並列に存在するものと、私は考えています。そして、この三者の

トライアングルの中に「患者さん」というキーワードを入れて、「4-Dコンセプト」と

提唱したいと思います。


あっ!パクッてしまいました・・・ そろそろ地雷を踏みそうです・・・